あなたのお店にぴったりなポイントサービスとは?

ポイント制度はカフェやレストラン、アパレル、宿泊施設など、消費市場の様々な業界で使用されています。実店舗のみならずオンライン店舗でも「ポイント付与」は欠かせないマーケティング手段として浸透しています。

様々な種類のポイントシステムが存在する中で、無条件に「カフェはスタンプカード」、「大規模の飲食店は大手の共通ポイント制度を用意しなければ」、などと決めつけてはいませんか?このブログでは、店舗のタイプや目的に最も合っているポイントサービスは何か、4つの異なるポイントシステムを解説します。


  1. ポイントシステム、なぜ必要?

「スタンプ10個獲得で無料サービス提供」、「購入金額の一部をポイントとして還元」といったサービスは普段からよく見られますね。そもそも、これらのポイント制度が「なぜ」必要なのか考えてみたことはありますか?

  • お客様を再来店させる「販売促進効果」

マイレージ制度は海外の航空会社が既存の顧客が他社に流れることを防ぐためのマーケティング施策として始めた、最初のポイントシステムと言われています。似たようなお店が2店あった時に、片方はスタンプが9個押されたカードを持っているお店で、もう片方は1度も来店したことのないお店だったとすると、お客様は当然特典を貰うために前者に来店しますよね。このような再来店の動機付けはポイント制度の強力な武器です。

  • 私のお店の常連客はどんな人?「顧客データ管理」

ポイント制度のもう一つの鍵は、まさに「顧客管理」です。ポイント制度がないと、目の前のお客さんが初めて来店してくれたお客さんなのか、何回も来てくれているリピート顧客なのかを識別することは難しいでしょう。モバイルクーポンについてのブログにも記載しましたが、新規顧客の獲得は既存顧客をリピートさせるよりもコストが5倍も高いと言われています。ポイント制度を使って顧客管理ができていると、リピート顧客のリピート回数や来店頻度が把握できるので、売り上の安定に貢献してくれる「常連客」を増やすための施策が考えやすくなります。

このように、ポイント制度は上手く運用することで店舗の経営にとって様々なメリットを与えてくれます。これまで「どの店舗でもやっているから、なんとなく・・・」「ポイントカードをなかなか受け取ってもらえないし、無料でドリンクをあげるものはもったいないから辞めようかな・・・」などとお考えの店長さんがいらっしゃったら、ぜひ一度「なぜ」ポイント制度を導入したのか、「目的」や「特典の付与方法」について再検討されてみてはいかがでしょうか?

  1. ポイント付与システム、どのような種類があるのでしょうか?

①プラスチックカード、磁気カード

plastic

最もオーソドックスなポイントシステムとして、プラスチックカードが挙げられます。病院の診察券としても利用されるカードもこのタイプが最も多いでしょう。PVC(ポリ塩化ビニル)素材のカードで、カラフルにしたい・デザインにこだわりたい方や、とにかく大量の顧客データを管理したい店舗に適しています。

カードの制作費がやや割高(1000枚印刷の場合、1枚あたり60円前後)になってしまうので、個人経営や数店舗でのフランチャイズ経営にはあまり向いていません。また、お客様の立場からすると、名前や電話番号などの個人情報を登録の際に記入することや、持ち運ぶことに対して「面倒」と思う方も多いでしょう。プラスチックカードの生産枚数は年々減ってきており、このような流れを把握してポイントカードを自社オリジナルのポイントアプリ等に移すフランチャイズ企業が増えています。

②リライト式ポイントシステム

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ポイントカードを専用の端末に差し込み、ポイント獲得履歴や総獲得ポイント数を印字するタイプのものです。ポイント獲得履歴を一目で見ることができ、「だんだんポイントが貯まっていくのが楽しい」といった、積み立てるワクワク感を与えることができるのが利点です。リライト式カードシステムは端末の平均価格が1台あたり15万円前後、専用のポイントカードの単価も100~200円前後と、初期費用・ランニングコスト共に割高なのが難点です。また、先ほどのプラスチックカード同様、「カードを無くしてしまった」「使いたい時に持っていなくてポイントが貯まらなかった」といった、ポイント喪失の機会は発生しやすいのも難点です。

③紙のスタンプカード

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「コーヒー1杯」「ランチ来店」などで1ポイント獲得する、スタンプラリーのようなカードは、比較的小規模の店舗でよく好まれます。①と②の方法に比べて費用も安く、裏面は店舗の名刺として使用することができるのでとても経済的です。欠点としては、紙のカードだけでは顧客の誕生日や来店頻度などのデータを管理することができません。また、一度特典の付与までたどり着いてしまうと、そこから来店しなくなってしまう可能性もあります。最近では、アプリで複数店舗のスタンプカードを一斉管理できる便利なサービスも多数存在しています。

④最新ハンズフリーポイント獲得システム

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最新のポイント付与方法は、デジタル技術を駆使したポイント付与方法です。特に最近は、オンラインとオフラインを連携させたO2O (Online to Offline) のサービスが増え続けていますね。

「dodo point」というポイントシステムは、店頭に置いたタブレットに携帯番号を入力するだけで手軽にポイント獲得することができます。お客様はカードを持ち歩く必要がないので、今までのカードに対する「面倒」という感覚を払拭させます。また、店舗側は顧客の年齢や生年月日、購買行動などのデータを蓄積し、簡単に分析することができます。さらに、蓄積されたデータをもとに絞り込んだターゲットに直接SMSクーポンを送ることができます。従来の紙のクーポンと比較するとコストの差がありますが、ポイント付与と顧客管理(CRM)の両方が含まれていると考えると、経済的ではないでしょうか。

ハンズフリーでポイントを貯めることができるサービスをもう1つ紹介します。

色々なお店のカードをアプリ1つに収めることができる「tamecco」というサービスがあります。アプリを通してポイントを貯めたり、獲得ポイントの履歴を確認することができます。店内のワイヤレスシグナルが反応して、アプリを持っている人が店内に入ると自動的にポイントが付与されるので、わざわざ財布からカードを出したり、スマホを取り出す必要もありません。また、シグナルが反応することで、顧客が店に近づいただけでクーポン情報を送信することもできます。アプリをダウンロードしないといけないユーザー側の負荷はありますが、年齢に関係なくスマホユーザーが増加して続けている昨今では、この様にスマホを使ったポイントサービスが増え続けています。

***

いかがでしたか?一言で「ポイント」と言っても、他店でも使える「共通ポイント」やあなたのお店だけの「独自ポイント」など、様々なカードがありますね。ポイントをうまく利用して、顧客の購買行動がより詳しく把握できれば、あなたの顧客の来店頻度や商品の好みのあった特典を還元できることができます。単に「どのお店もやっているから」ではなく、長期的に見て、あなたのお店に一番あったポイントシステムと運用方法を見つけてみてください!

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