驚き!注ぎ方だけで味がこんなに変化する?! 4種の「注ぎ方」で生み出す異なる味わいと黄金の泡!!

こんにちは。dodoのマーケ担当のmanamiです。先日、中野駅南口のレンガ坂にオープンしたばかり(2016年9月オープン)の「麦酒大学」さんに行ってきました!(大学なので、入学してきました、とも言う)。いつもお仕事でお付き合いさせて頂いていて、中野区観光協会でも活動されていらっしゃる山本さんが独立開業されたお店です^^

この麦酒大学には、世界中探しても「ここだけ」でしか飲めないビールの味があるのです!それは、昭和8年製、日本にたった2つしかない「幻の」ビールサーバーと、修行を重ねた店長さんこだわりの「注ぎ分け」の技術が生み出す、イリューージョン!!な味なのです。ビールが美味しいのがお店のウリですが、たくさん新しいことも勉強できて、帰る頃には喉も頭も満たされる素敵なお店です!

「麦酒大学」さんで提供しているビールは「キリンラガービール」さん一種類のみ。それを「昭和」の復刻サーバーと、「現代」の最新型サーバーの2つを使い分けて、4つの異なる注ぎ方で全く違う顔を持つビールにして提供してくれます。

  • 麦酒大学注ぎ(最新型サーバー)
  • 一度注ぎ(昭和サーバー)
  • 二度注ぎ(昭和サーバー)
  • 三度注ぎ(昭和サーバー)

もちろん!ビール以外のドリンク・フードメニューも充実してます。

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待ち合わせに遅れてしまって、走ってきたから、喉の受け入れ態勢も万全です。まずは「一度注ぎ」を頼んでみました。

広島からはるばる取り寄せたという、日本に2つしかない昭和の復刻サーバーでビールを注ぐ店長(学長?)の山本さん。サーバーのてっぺんが曲がっているのはデザインではなく輸送中に曲がっちゃったというお茶目な裏話も教えてくれました。

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そして出てきたのがこちら「一度注ぎ」。

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昭和生まれのサーバーで注いだ「一度注ぎ」

苦みがなく、とっても爽快な香りと味わいが特長的。普段のむビールが「キレのある」ビールだとすれば、昭和ビールは「元気でまろやか」な感じ。ぐいぐい飲めちゃう。おいしーー!!飲みながら、山本さんに「最新型と昭和のサーバーは何が違う」のか聞いてみた。

一番の違いはビールが通る管の太さだそうで、

  • 最新型のサーバーは5ミリ

ビールが通る管が細いため、ゆっくりと出てきて、中の炭酸も抜けずに、きりっとした味わいを保ちながら注ぐことができます。負荷をかけずに注ぐことで、工場の人が飲ませたい味を忠実に再現できます。今日が初めての居酒屋のアルバイトの人が注いでも均一な味わいが保てるように、と改良に改良を重ねて生まれた最新型のもの。中のシリンダーが分かれているので、ビールと泡を分けて出すことができるのです。

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中が分かれている様子が見えるように「麦酒大学」が特注で作った透明な注ぎ口。本当だ〜管が分かれてる〜。

それに比べて、

  • 昭和8年のサーバーの管は9ミリ

管が比較的太いため、勢い良くビールが出てくるので、注ぐ時にグラスの中でトルネードが起こります。それによって、炭酸や苦みが抜けるので、マイルドで飲みやすくなるんだそう。最新型のように中でビールと泡の管が分かれていないので、綺麗で美味しい泡を作れるかどうかは注ぎ手の腕次第。山本さんは、この昭和サーバーで、1度〜3度と注ぎ分けることで味と泡の違いを生み出しているということです。

ちなみに。この「泡」の持つ重要な役目についても教えてくれました。泡が無いと、ビールが空気にに触れてしまうので「えぐみ」という口に残る変な後味が出てしまうんだそう。時間が経つとだんだん匂いも臭くなってしまう。ビールに蓋をして鮮度を保つことが泡の役割なので、濃密で時間が経っても消えない泡を作ることがビールを美味しく飲み続けるために欠かせないんだそうです。

もう一つちなみに。昭和生まれのサーバーはあまりに古いのでサーバーが冷蔵庫に対応しないらしい。

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左側が現代のサーバーに繋がっているビール。右側は、昭和8年製のサーバーに繋がっているビール。

写真のように、昔と同様、氷で冷やしてからサーバーへと繋げているのだそう!そう考えると、冷蔵庫が無い時代のビールって手間がかかっていて高級な飲み物だったんだろうな・・・。もちろんクーラーだって無い時代。真夏に飲むキンキンのビールはそれはもう至極の飲み物だったことでしょう。

そんなこんなでお勉強が進む間に最初のビールを飲み終わったので、次を頼んで飲み比べることに。次は「3度注ぎ」を頼んでみた。飲酒しながら勉強できる学校なんて、最高すぎる。

まずは1回目。サーバーから勢い良く注がれたビールはグラスの中で回りながら、炭酸が飛ばされます。泡は荒くて軽い感じ。この状態で、一旦泡が消えて無くなるまで待ちます。

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「3度注ぎ」の1回目

そしてこれが2回目。もりもりまで泡が。これもまだ泡が多すぎるので泡が引くまで待ちます。

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「3度注ぎ」の2回目

じゃーん。そして最後は、山本さんの絶妙なサーバー捌きによって生まれたクリーミーな泡を足したら、「三度注ぎ」の完成です。

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「三度注ぎ」の完成!

1回目の注ぎ方に勢いを付けているので、炭酸と一緒に苦味は消えて、とっても飲みやすくマイルドな味わいに仕上がっています。「ビールはちょっと苦手かも・・・」という方でも飲みやすいですよ、とのこと。飲んでみると、まず泡がフワフワ、ぷるぷるしていて、なんだか新しい感覚。泡が本当にクリーミーすぎて、グイッと行かないと、中のビールに辿り着けない。笑 本当だ、1杯目に飲んだビールよりも、マイルドな味わい。思わず「なにこれ!すごい!!初めて!」というのが率直な感想でした。

ちなみに、一緒にいた鷺宮商明会の田中さんと新井さんが頼まれた「大学注ぎ」(左)と「二度注ぎ」(右)は、並べてみるとこんな感じ。

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「大学注ぎ」は、最新のサーバーから注がれた、濃密な泡が特徴的。少しでも荒い泡は全部流し捨てます!贅沢!

それに対して「二度注ぎ」は極度の細かい泡のつぶつぶが凝縮しているのが見えますか?一度注ぎの元気なビールに昭和サーバーのクリーミーな泡が楽しめる、良いとこ取りな味わいです!

さらに飲み進んでいくと・・・左側が「大学注ぎ」、右側が「三度注ぎ」です。現代のサーバーで、炭酸が抜けないようにゆっくりと丁寧に注がれた「大学注ぎ」は、小さい泡が表面に向かって上がっていく様子が見えますでしょうか?注ぎ方が上手ければ上手いほど、時間が経ってもずっと小さな泡が出続けるんだそうです。注ぎ方だかでこんなにも変わるなんて、面白いですね!

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小さい泡のつぶつぶ、見えますか?

 

ちなみに、店長(学長?)の山本さん、実はお酒が一切飲めないのだそうで!!笑 それなのに、注ぎ分けの技術の研究をここまで突き詰めるなんて、ものすごい努力の賜物ですね♪味見は周りのご友人やスタッフの方に確かめてもらっているのだそう。

「どこにでもある」飲み物だけど、こだわりと研究によって「ここでしか飲めない」飲み物に変えて提供する。最強の差別化で、これぞ最強のマーケティングだ!!終始勉強になることばかりで、喉も気持ちもとっても満たされた夜でした♪

本当に注ぎ方だけで味が変わるの〜?と思う方は、ぜひ一度、体験しに行ってください!


麦酒大学(ビールだいがく)

https://www.facebook.com/beer.college.nakano/

中野区中野3-34-23

03-4291-8571

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